ホワイトアスパラガスなぜ白い?

ホワイトアスパラガスといえば白くてちょっと高級なイメージがありますよね。

なぜ白いのでしょうか?

ホワイトアスパラガスとグリーンアスパラガスの違いは何でしょうか

品種でしょうか? NO 

答えは育て方にあります。

グリーンアスパラガスには、太陽光をたっぷり浴びせます。

光合成によって葉緑素が緑色に

対してホワイトアスパラガスは芽に土を被せたり、遮光フィルムでハウスを覆うことで、日光を当てずに育てるため乳白色になります。(もやしの栽培方法に近いです) 

日光に当てるグリーンアスパラガスより手間暇かかる分値段が高くなっているのですね。ちなみに日光に当たるとホワイトアスパラガスも緑色になってしまい価値が下がります。

ちなみに味ですが、ホワイトアスパラガスはグリーンアスパラガスに比べ、甘みが強く柔らかい食感です。

しかし日光に当たらないため、栄養価は低くなります。カロテンはほとんどなく、タンパク質やビタミンB群はグリーンアスパラガスの半分ほどです。

それでもやはり美味しいため手間暇かけて生産されています。色が白なのも料理の色を選ばず映えてくれます。少々値は張りますが、一度食べてみると甘くて美味しいですよ。

個人的には、栄養価が高いグリーンアスパラガスが好きですが、たまに贅沢で食べます。

まとめ

Q 葉緑素も日光もなしになぜ育つの? 

光が当たらないのにどのように有機物を生成しているのでしょうか

A アスパラガスの根株は地下茎が放射状に広がりそこからモップのような貯蔵根が出ています。そこにデンプンとして養分を蓄えています。若茎は貯蔵養分を成長のため使うのです。

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